2016年11月5日土曜日

西沢渓谷、これはハイキングでは無いのでは

平成28年9月27日、火曜日。


長雨のやみ間を縫って、勝沼インターから「西沢渓谷」へと向かう。


大菩薩峠に行った時に、お参りした恵林寺の横を通り、整備された道路からこれもきれいな山道をクネクネと走行。

途中ダム湖(広瀬湖ダム)を発見。時間は押しているが、なんにでも興味津々の私としては、下車して20分ほど見学。


再び山道をノンビリと走り、西沢渓谷駐車場に到着。
10台ほどの車が既に駐車しているが、ハイキングで来た方がほとんどの様子。


登山支度をしていると、頭の上から何やら丸いものがポトリと落ちてきた。何とイガイガの付いた栗の実。よく見るとそこら中に落ちている。子供のように嬉しい気分になりながら、道標に従い出発。


途中、山の神様に無事を祈願し合掌。公園のような所から、山道へ分け順調にスタスタと歩きながら、1,300mの高さから落ちてくる渓流や滝を鑑賞する。

ここは原則として、一方通行の周回コース(約9キロ)となっているようでした。





景色に見とれすぎていると、結構な急斜面や滑りやすい細い道が連続する場所が、何か所か
あります。下の写真で腰が引けているのは、一歩先が転落必至の崖だから。
気を付けて歩きましょう。





途中からは山道や沢道を上る事になるが、七ツ釜5段の滝(☝)や激流と化した渓流や周りの奇岩石類に、思わづ歓声を上げることもたびたび。

前日までの長雨で水かさが増し、場所によってはくるぶしまで水につかりながら進まねばならず、スニーカーの中までビショ濡れになったと嘆いているハイカーも見かけました。



入り口から折り返し点までは、結構な急斜面や岩場や鎖場もあり、ここを手軽なハイキングコースとパンフレットで説明しているのはチト配慮不足と思いました。(一応注意書きはあるけど)

低山とは言え1,000mを超える場所のハイキングです。それなりの身支度をして行く必要があると思います。

帰りはなだらかな道を、出発点に向かいコトコと下るだけ。
途中に80年ほど前に材木運搬に使われたというトロッコの軌道跡や、何とか転がしと名付けられた場所や往路に通った渓流などが、樹々の間遙かに望まれ楽しい時間を過ごせました。

駐車場で着替えを済ませ、渓谷のすぐ側にある、道の駅みとみ(名前は、三富地区に由来)で、激安の巨峰と土産用のワインを購入後帰途へ。
ちなみに巨峰は、一箱買ってくれば良かったと思うほど激甘でした。

紅葉の時期に訪ねると、最高の景色が待っているのでしょうが、混雑アレルギーの私としては足が遠のくようで...。

2016年7月24日日曜日

日焼け注意



平成28年7月12日、火曜日。
午前10時50分、清里駅前駐車場(無料)到着。


勤め人の悲しさで、5月、6月と仕事にかまけて登山のチャンスを逃し続け、ヤット2日の休みをもぎ取ることができた。

本日は、清里駅~飯盛山(めしもりやま、1,643㍍)~平沢山(1,653㍍)~平沢峠を越えて野辺山駅までの歩きを楽しむコースに挑戦。

現地までの所用時間を勘違いして、予定より1時間遅刻の到着だけど、ハイキングメインの登山なので時間の遅れは問題無い。

それにしても驚いたのは、清里駅前周辺の閑散ぶり。駅前の交番と駐車場横のおせんべい屋さん以外は、全店閉まっている状態。10数年前の清里の賑わいからは想像もできない凋落ぶり。
商店街で昼食やおやつを買い込もうという魂胆が外れ焦ったが、おせんべい屋さんのご主人に道を尋ねた所、少し進んだ所に「有名な手作りパン屋さん」があるとのこと。



身支度を整え、有名な手つくりパン屋さんと遙かに見える山々へ向かって出発。
因みに今回から美パートナーとお揃いで、私にとっては「物凄く高額な靴」を新調したので...買わされた...履き心地を試す目的もあった。


7分程で可愛らしい店構えの「有名な手作りパン屋さん」を発見。昼食用にあんパン等5個を買い求める。
これで飢える心配はないと、元気いっぱいで平沢集落経由で登山口へ向かう。


道ばたのきれいな花々や、小さな牧場の牛たちに元気を貰いながら40分ほどで登山口に到着。
そこから飯盛山の頂上までは、願っても無いなだらかな道が続く。


途中遙かに富士山や茅が岳が美しい姿を見せてくれる。振り返れば八ヶ岳連峰が堂々とした姿を見せつけてくれ、山登りの醍醐味を十分味わうことができた。


30分ほどで尾根上に飛び出すと、文字通りお椀に盛られたご飯のような飯盛山が目の前に見えてくる。

今まで通りここからも、頂上まで見事に整備された広い階段道が続き、迷う心配は全くない。
山から降りて来る登山者10人ほどに会釈したが、何時ものように2人だけで、お山独占。
キョロキョロ、トコトコと歩いていると、いつの間にか頂上に着いてしまった感じ。


頂上は大人2名分ほどが立っていられる程の広さで、標識が一本立っているだけという簡素さ。
まるで頂上に立ったらすぐさま下りよと、言われているみたいなので眼前に見える平沢山へ歩を進める。

この日は雨続きの中の、たった1日の晴れ間。ラッキーと喜んで歩いていたが、熱中症になるのではないかと思えるほどの暑さにバテ気味になってくる。


木陰もないので、ヤヤ大きめの灌木の下の陰に寄り添って座り、手作りパンを食すことに。あんパンを無理に食べたが、2人とも太陽の光にやられた疲れからか食欲が全く湧かない。

少しの間休憩し、ここにいても暑いだけなのでと平沢山の頂上へ向かうことにした。

少し歩いた所で、美パートナーが「おかしいよ。サッキから山を巻いて進んでいるみたい」とつぶやく。

ガイドブックを読み直しても、鞍部を過ぎたらすぐに登り始めると書いてある。

ここまで鞍部からは5分ほどの距離を来ただけなので、とにかく戻ることに。草木の間に目を凝らしながら歩いて行くと、アッタ!


よほど注意しないとナカナカ発見は難しいのではないか、と思う程の灌木やツルに覆われた登り口を発見。そして登り始めたら、アッと言う間に頂上制覇。





この辺になると頭がボンヤリした記憶しか無く、平沢山登ったような...。

私の苦手な下りは、やたらと小石がゴロゴロした道が続いたがカナリの早さで平沢峠、獅子岩に到着。ここの広い駐車場から登る人も多いとか。



そしてここからイヨイヨ、野辺山駅まで最後の45分歩きが始まる。

ダラダラと続く、暑いアスファルト道の照り返しは本当に体力を奪ってくれる。



途中、宇宙観測センターのパラボラアンテナや遠くまで広がったレタス畑や野辺の花々に元気を貰いながら、小海線の踏切通過。

野辺山駅の近くまで来た時、乗車予定の電車がゴトゴトと無情に走り過ぎていく。

この電車を外すと1時間40分後の16時53分まで待たなければならない。



エーイ、これも山歩きの楽しみと、野辺山駅前で一軒だけ営業していたお店で、命を蘇らせるソフトクリームをパクつくことに。

電車待ちで、木のベンチに横たわり空を見上げていると、いつの間にかまどろみの世界に撃沈。

体をいたわるような涼しい風に起こされ、絵本のようなフォルムの野辺山駅から憧れの小海線に初体験乗車。



車窓から、流れゆく緑を鑑賞している間に一駅先の「清里駅」に到着。
車も人も居なくなった駐車場から、優しい疲れを感じながら帰途につきました。




2016年5月27日金曜日

初めての縦走

2016年4月26日、火曜日。

山登りを始めて一年半が過ぎた。


今までは高尾山から始まり、近場の低山を訪ね歩いてきた。そこで今回、山行19回目の区切りとして、奥高尾縦走に挑戦してみることにした。

コースは陣馬山(854m)から高尾山(599m)の約17キロ。


ガイドブックには「体力要」と、あるので体力温存のため、藤野駅から和田峠までタクシーを利用。和田峠からはひと登りで、白馬の待つ山頂に。


奇しくも昨年の前日に登った山頂から、不安で一杯の縦走スタート。山登りと違い、ひたすら歩き続けることを念頭に、45分で明王峠(736m)を通過。



30分後、堂所山(731m)の巻き道に差し掛かるが、私の「今の内に登る山リスト」に入っているので、ついでに登っておくことに。堂所山の頂上から少し進んだところで、遥か彼方に最終通過点の小仏峠(548m)が霞んで見える。



雑念を振り払い約2時間で景信山(727m)に到着。

既に20人ほどの先客が景信茶屋で食事休憩をとっている。
美パートナーお気に入りの、温かいナメコ汁とカップ麺を注文。



「どちらから?」
との店主の問いに、
「チョット陣馬から」
とヤヤ誇らしげに答える。

店主の「ソレハお疲れ様」の言葉が何故か心地良く耳に入って来る。


ノンビリと休憩を取り、小仏峠経由城山(670m)に向かうことに。ここでいつものトラブル発生。長旅に備え通勤帰りに、4キロ前後を歩いて慣らしてきたはずの右膝がギシリと痛み始めた。


陣馬山からジワジワと高度を下げる作戦で、ここまで来れたがこれからどうしようと心が揺れる。しかし小仏峠から高尾山は以前歩いているので、距離感を思い出しながら膝をダマシダマシ前へ進むことにした。


春と新緑を体一杯に感じながら、高尾山薬王院に到着したところで、気力が一気に喪失。階段の手すりを掴んで降りる羽目になってしまった。


それでも平地は普通に歩けるので、予定のケーブルカー乗り口にゴール‼︎

所用時間約5時間(昼食時間抜き)。

山登りを始めた頃は、とてもできる訳がないと思っていた奥高尾縦走。動力を利用した所もあったが、無事に踏破と言うことでVサインの私でした。


イヨイヨ暑い季節の到来!暫くは体に優しい、初心者向きの高山を探し、涼しい風を求めて登り歩くことになるでしょう。