2015年4月26日日曜日

能岳八重山 春の野花 360度パノラマ

 平成27年4月18日、土曜日。

午前10時40分。上野原駅前発の富士急バスで約15分。新井バス停前下車。満員の乗客の中で、ここで降りたのは3人だけ。他の方は、坪山へ向かう様子。


桜、菜の花、エニシダ、名も知らない道沿いの花に歓声を上げながら、車道をトコトコ25分ほど歩いて能岳・八重山登山道入り口(道標は八重山ハイキングコース)に到着。


一緒に降りた女性は、途中で別ルートに向かわれた様子。登る前、暑さに備え2人してTシャツ1枚にチェンジ。電車の中にはコートや冬服を着た方も結構いたけれど、私達は特異体質なのか歩き始めるととにかく暑くなる性分なので。


美パートナーと二人だけで、初心者向きの山道を嬉々として進む。何しろ3月一杯は、襲いかかる花粉から隠れて2人枕を並べ自宅待機の退屈地獄。ひたすら花粉攻撃が収束するのを待ち、本日の山行き決行となったもの。思い焦がれていた里山の美しさに、ただ、ただ、感動、感動の連続。


さらに能岳山頂と八重山展望台からの360度パノラマは、山に来た人間にしか分からない、息を呑む素晴らしさ。山一面の濃い緑の絨毯に、芽を延ばし始めた新緑が薄く刷毛を掃いている。その中で満開を過ぎたばかりの薄ピンクの桜の木々が、そこかしこを頬紅のように染めている。


今日、ここで、今でしょう!!で無ければ見られない、独り占めしたい気持ちにかられる景色。もっとも本日出会った登山者は約10人ほどなので、独り占め状態ではあるけど。w..。帰りの山道も至る所に野の花々が咲き乱れ、つい立ち止まって鑑賞してしまう。おまけに花の名前を書いた小さな立て札が丁寧に立ち並んでいる。上野原の人々の優しさと温かさを感じ、心からお礼を。アリガトウ...。


能岳山頂(542.7m)から八重山(530.7m)そして、帰りがけの駄賃で秋葉山(391m)、根本山(322m)延べ1786.4mを(計算おかしいけど、そんなことは無視して...)ミニ縦走達成。


山を下りると、すぐに上野原の商店街に進入。名物の酒饅頭、塩、あんこ、魚!を購入。味噌饅頭は残念ながら売り切れ。饅頭をパクつき、昔の面影が残る車道沿いの古い作りの民家を見ながら3キロ先の上野原駅に到着。タイミング良く入って来た中央本線に乗車。そしていつもの通り、南武線で爆睡しながら最寄り駅へ。

駅近くのスーパーで、これもいつものように夕食弁当とお総菜を購入。自宅行きのバスが来るまで駅前で10分待ちなので、じゃあ歩くべぇと2キロ彼方の我が家へ飽きずにトコトコと。本日の歩行距離約16キロでした。

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